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心が動いたとき72

『お母さん!?』

私は中1の11月に母を癌で亡くしました。
入院期間は3ヶ月ほどで、
学校終わりや休日に父とお見舞いに行くと
毎日のように
「退院したらまた一緒に3人で
温泉に行こうね」
「退院祝いはお寿司ね」
など笑いながらたわいもない会話をかわし
たくさん約束もしました。
お見舞いに行けないときは、
携帯を持っていなかったので、
父に手紙を届けてもらって
文通をしていました。
今になって手紙の内容を読み返すと
なんというか、母は自分が死ぬことを
分かっていたんじゃないのかなと思います。
父は母の余命が残りわずかである
ということを母にもそして私にも
言いませんでした。
私は別にそれを攻めるわけではありません。
むしろ感謝をしています。
だって、余命が残りわずかということを
知って母に会っていたら
きっと笑って会話をすることが
できなかったから。
-母が亡くなってから数日がたった
夜のことです。
私はとくに霊感があるというわけでも
ないのですが、その日はなんだか
いつにもまして寒い日でした。
早めに眠りについたのですが、
お腹の痛さで目が覚めトイレに立ちました。
トイレに行き用を足したあと、
ふと目の前に人が立っているのが見えました。
寝ぼけていた私は、なかなかピントが合わず
数秒たってから異変に気づきました。
私の1mほど前に、濃い緑のセーターに
デニムパンツを履いて仁王立ちしている
首のない人がたっていたのです。
ゾッとしました。
すぐに父を呼び、今見たものの事情を説明
しました。
父は寝ぼけてたんだろ?と少し笑って
自分の部屋に戻っていきました。
私は怖さのあまり部屋に行ってからも
眠りにつくことができませんでした。
3日ほど経ち、父が突然
寝室の整理をするといい、片付け始めました。
母との思い出が蘇ったのか、
なかなかはかどっていないように見えました。
だいぶ片付けが終わりついでに押入れの中も
整理することになったのですが、
押入れの中には母が大好きだった本が
山積みになっていて手がつけられない状態
でした。
ふと、押入れの下の段を見てみると
ダンボールが置いてありました。
父がダンボールを手に取り、
2人で中を開けてみることにしました。
開いて中を見たときびっくりしました。
そこには、私があの夜見た濃い緑色のセーター
があったからです。
「これはお母さんが、昔着てたセーターだ」
そこで、私があの夜見た幽霊はきっと
母だったのではないかと思いました。
私と父に
父と2人で相談をし、そのセーターは
天国で母が着れるように燃やすことに
しました。
天国でお母さんが笑顔であの服を着て
見守ってくれてたら嬉しいです。

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