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心が動いたとき43

「父の存在」

私には父の記憶がありません。

写真もないため、父の顔さえ私は知りません。


私の両親は私が6歳の時に離婚しました。

元々同居はしていなかったので、毎日の生活に変化はまったくありませんでした。

しかし、幼い私にとってお父さんと呼べる存在の人がいないことは時々私を寂しくさせました。

思いつく度に、
「お父さんってどんな人だったの?」
と何度も泣きながら母に尋ねたことを覚えています。


離婚の原因は父が精神失調症になったことでした。

父は暴力をふるい、私たち母子は命の危険にさらされたそうです。


そのことを知った後、私は生まれることを望まれなかったのではないか、もし、私が生まれなかったら母は再婚をして幸せになれたのではないか、と考えるようになりました。


そしてある日、私は母に尋ねました。

「ねえ、生まれてきてよかった?
お父さん、私が生まれて喜んだ?」

母は
「…お父さんは戸惑っていたかもね。赤ちゃんなんて初めてだったから。」
そして私の目をじっと見つめ、
「でも、生まれてきて無駄な命はないんだよ。」
と言いました。

それから、私の名前を両親が2人で考えてくれたことを教えてくれました。


また、最近では私の性格は父譲りであること、趣味が父に似ていることを聞きました。

父の話を聞けば聞くほど、暴力的でしかなかった父親のイメージが、ごく普通の家庭にいるお父さんのように感じられるようになりました。


現在、父は精神病院に入院しているのか、どこにいるのか、生死さえわかりません。


“生まれてきて無駄な命はない”

この一言は私が生まれてきた罪悪感と父親がいない寂しさから私を救ってくれました。

いつか、機会があったら父に会いたいと思っています。


お父さん、お母さんと出会ってくれてありがとう。

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